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フィンランド動物園、ジャイアントパンダを早期にフィンランドに返還する計画、動物園園長「これは難しい決断だ」

2024-09-27

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【環球時報記者邢小京、沈勝】フィンランドの動物園は今週初め、中国から貸与されていたジャイアントパンダ「華宝」と「金宝宝」を年内に返還する予定だと発表した。フィンランドのアフテリ動物園のハパコスキ園長は25日、環球時報の記者からの関連質問に答え、動物園の現状を考慮するとジャイアントパンダの早期返還は難しい決断だと述べた。中国とフィンランドとの友好的な協議の結果、ジャイアントパンダを中国に送り返すことが最善の解決策であるとの合意に全当事者が合意した。 「アテリでこれらのパンダの世話をすることができて光栄です」と彼は語った。

ハパコスキー氏は、2020年以降、動物園は多くの課題に直面しており、そのほとんどは予測不可能だったと語った。現在の状況には、新型コロナウイルス感染症の流行やロシア・ウクライナ紛争による観光客の減少、フィンランドのインフレと金利の急激な上昇など、さまざまな理由がある。

ハパコスキー氏は、「中国のパートナーは前例のない援助と支援を提供しており、アクテリ動物園も多くの努力をしてきた」と述べ、動物園は自らの現状を考慮してジャイアントパンダの事前返還を決定したと述べた。

2017年4月、中国とフィンランドはジャイアントパンダ保護に関する研究を15年間協力して実施するための関連文書に署名した。ジャイアントパンダの「ゴールデンバオバオ」と「フアバオ」は2018年1月にフィンランドに到着し、同年3月には中国とフィンランドのジャイアントパンダ保護研究協力プロジェクトが正式に発足した。