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フォルクスワーゲンは9月10日、ドイツの雇用保証協定を12月31日に終了すると発表した。

【前回のレポート】

フォルクスワーゲン、コスト削減のためドイツ工場の閉鎖を検討

ブルームバーグによると、フォルクスワーゲンは経費をさらに削減するためにドイツの工場を閉鎖することを検討しており、これがショルツ独首相政府にとってさらなる大きな打撃となることは間違いない。

月曜日に発表された声明によると、今回の措置はフォルクスワーゲンの主要乗用車ブランドと他のグループ企業も対象となる可能性がある。具体的な措置には、2029年までの雇用の安定を確保するための会社と労働組合との協定を解除する試みも含まれる。今回工場が閉鎖されれば、フォルクスワーゲンが87年の歴史の中でドイツの工場を閉鎖するのは初めてとなる。

フォルクスワーゲンのオリバー・ブルーメ最高経営責任者（ｃｅｏ）は声明で「経済環境は厳しさを増しており、新たな企業が欧州に参入している」とし、「ビジネス拠点としてのドイツは競争力の点でさらに遅れをとっている」と述べた。

別の声明によると、労働委員会のダニエラ・カバロ会長は、ゴルフとティグアンのモデルを製造する中核ブランドの損失の可能性について詳細に議論する会議を開いた後、経営陣の対応が悪かったと述べた。同社は、賃金協定を破棄する一方で、ドイツにある大規模な自動車製造工場と部品工場の少なくとも1つを閉鎖する計画だと述べた。