2024-10-06
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現地時間10月6日、イスラエルチャンネル12は、拘束者の交換に関するハマスとの交渉の仲介を担当するカタール当局者が先週、拘束者の家族に次のように語った、と報じた。パレスチナイスラム抵抗運動（ハマス）指導者ヤヒヤ・シンワール氏は現在、紙とペンでのみコミュニケーションを取り、電話をかけなくなっている。
カタール当局者らはまた、この決定はハマスとヒズボラの指導者らを殺害する一連の暗殺事件を受けて下されたもので、調停努力に課題をもたらしていると述べた。
報道によると、カタール当局者は家族に対し、ヤヒヤ・シンワル氏の周囲に拘束者がいる可能性が高いと語った。シンワール氏がイスラエルの空爆で死亡した可能性があるという憶測を払拭する。現時点ではハマスもイスラエルもこれに応じていない。
ヤヒヤ・シンワル氏はハマスの治安機関の主要創設者で、2017年からガザ地区のハマスの指導者となっている。イスラエルは彼を、昨年10月7日のハマスのイスラエル攻撃の首謀者の一人とみている。シンワル氏は１９８８年、イスラエル兵２人を殺害した容疑でイスラエルから有罪判決を受け、２０年以上投獄された。シンワルは、2011年にイスラエルとハマスの間で締結された捕虜交換協定の一環として釈放された。 2017年以来、シンワル氏はガザ地区のハマスの指導者となっており、公の場に姿を現すことはめったになく、その「鉄拳」のスタイルで知られている。ハマスは8月6日、7月31日にイランで暗殺されたイスマイル・ハニヤ氏の後任としてシンワル氏がハマス政治局長官に就任したとの声明を発表した。 （本社記者・張卓雅）
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