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ベラルーシが「日本のスパイ」を逮捕、自白のクリップを再生

2024-09-06

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現地時間4日夜、ベラルーシ国営通信はベラルーシで「日本人スパイ」が逮捕されたと報じた。日本の諜報機関が関与した事件が解決したのはベラルーシ史上初めてだ。報道によると、逮捕された「日本のスパイ」らは、ベラルーシの社会政治情勢、ベラルーシにおける「一帯一路」構想の実施、ベラルーシとの国境情勢に関する情報収集など、諜報活動のさまざまな側面に広範な関心を持っているという。ベラルーシとウクライナ、両国国境にあるベラルーシとウクライナの軍事インフラの写真撮影など。

ベラルーシ国営テレビチャンネル1は4日夜、この事件に関する特別報道の予告編を放映した。番組名は「東京サムライの失敗」で、全編は現地時間5日夜に正式放送される。予告編では、“日本のスパイ”がカメラを使ってホワイト・テリトリー各地の関連施設を撮影したり、関係者と交信したりする様子や、逮捕後に犯行を自白する様子などが描かれている。予告編では、手錠をかけられた状態で犯行現場を特定し、ロシア語で「私の行動はベラルーシに害を及ぼす可能性がある」と述べた。

これに対し、在ベラルーシ日本大使館は4日、日本のnhkテレビに対し、7月9日に50代の日本人男性がベラルーシ国内法違反の疑いで逮捕され、大使館がこの男性を援助していた、と発表した。日本の林正足官房長官は5日の記者会見で、ベラルーシで日本人男性が逮捕されたとの情報を改めて確認した。同氏は「国民保護の観点から、私たちは男性の領事訪問を手配し、関係者への連絡を含めてあらゆる支援を行ってきた」と述べたが、林方正氏は逮捕の理由や個人情報の開示を拒否した。

日本経済新聞ウェブサイトは5日、日本政府関係者の話として、逮捕された日本人男性はベラルーシ・ホメリ州のホメリ州立大学で日本語教師として働いていたと伝えた。時事通信によると、日本の外務省は5日、この男がベラルーシ国営テレビが報じた「スパイ」と同一人物であるかどうかまだ確認中であると述べた。

ベラルーシでの「日本人スパイ」逮捕が広く注目を集めている。日本の「読売新聞」ウェブサイトは5日、ベラルーシはロシアの緊密な同盟国であり、ロシア・ウクライナ紛争問題では日本や西側諸国と常に意見の相違があると報じた。ロイター通信によると、ベラルーシがスパイ容疑で日本人を逮捕するのは初めて。ベラルーシはロシア・ウクライナ紛争に関して常にロシアを支援してきた。日本はベラルーシの対ロシア支持を弱めるため、ベラルーシの関連団体に資産凍結や輸出禁止などの制裁を発動した。

ロシアのニュースネットワーク「tsargrad.tv」は、この事件は、ウクライナへの支持を高めるため、ベラルーシとロシアに対する日本や他の西側諸国による諜報活動の強化を反映していると考えている。