メルボルン、電動スクーター禁止法案を可決
2024-08-15
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オーストラリア最大の都市メルボルンがシェア電動スクーターを禁止し、各界から論争を巻き起こしている。オーストラリア放送協会（ABC）は8月14日、メルボルン市議会が地元シェアリング電動スクーター会社2社との契約を6か月前に終了することを6対4の賛成多数で可決したと報じた。メルボルン市議会とシェア電動スクーター会社との契約によると、議会が契約終了を通知してから各会社は30日以内に運営を終了することになっている。ビクトリア州交通局はつい先月、州内で電動スクーターが恒久的に合法化されると発表した。わずか3週間後、メルボルン市長のリースはシェア電動スクーターに対して「死刑判決」を下した。ビクトリア州のアレン首相は、メルボルン市議会が無謀にも電動スクーターを放棄したとして、決定を再考するよう求めた。同氏は電動スクーターが公共交通網の「ラストワンマイル」移動を解決すると信じており、「メルボルン市の考えが変わることを願っている」としている。市議会がシェア電動スクーターの中止を決定した主な理由は、安全上の危険を排除するためだった。統計によると、2021年12月1日から2024年7月31日までに、ビクトリア州警察は電動スクーターの違反事件を合計1,964件摘発した。同期間中に電動スクーターが関係する衝突事故が860件発生し、7名が死亡した。そのうち3件の死亡事故は今年4月以降に発生した。ロイヤル メルボルン病院では、電動スクーター関連の事故で負傷した患者を月に 30 ～ 40 人診察しています。 （大喬）▲
