ウクライナ軍がロシア本土を攻撃、ゼレンスキー氏が初めて発言
2024-08-12
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CCTVニュースによると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は10日、ウクライナとのロシア国境州クルスクでウクライナ軍が軍事作戦を行っていることを初めて認めた。
クルスク州は6日以来、ウクライナからの激しい地上攻撃にさらされている。州政府は10日、危険度の高い地域の住民に対し避難を強化するよう呼び掛けた。ロシア政府は同日、クルスクと他の2つの国境州の警戒状況を強化する一連の措置を発表した。
ゼレンスキー氏は10日夜に行われたビデオ演説で、クルスクでのウクライナ軍の軍事作戦に初めて言及した。同氏は、その日、ウクライナ軍のアレクサンダー・セルスキー総司令官から前線での戦闘とロシア領土内に前線を前進させるためのウクライナの行動に関するいくつかの報告を受けたと述べ、「ウクライナは確かに能力があることを証明している。 …(ロシアに対して)必要な圧力をかける。」
ゼレンスキー大統領は演説の中で、ウクライナのスームィ州などの「前線」にいるウクライナ戦闘旅団も称賛した。スームィ州はクルスクと国境を接している。
クルスク地域の知事代理アレクセイ・スミルノフ氏は11日、ソーシャルメディア・プラットフォーム・テレグラムへのメッセージで、ウクライナ軍が同州に向けて発射したミサイルが破壊され、その破片が州都クルスクに直撃したと発表した。市内の2階建て住宅で少なくとも13人が負傷し、うち2人が重傷を負った。
クルスク市長のイーゴリ・クチャク氏は、「テレグラム」プラットフォームで、住宅棟の住民は仮設住宅に避難する予定であり、空襲警報が市内全域を覆っていると述べた。
スミルノフ氏はクルスク地方の地方当局に対し、高リスク地域の住民の避難を強化するよう命じた。タス通信は10日、7万6000人以上が州から避難していると報じた。
ロシアとウクライナは現在、クルスク州の国境から約10キロ離れたスジャ地域で戦闘を行っている。この地域は、EU諸国へのロシアの天然ガスパイプラインの重要な中継拠点である。
ロシアは、ウクライナと国境を接するクルスク、ベルゴロド、ブリャンスク地域で緊急治安措置を実施し、当局に住民の移転、電話通信の管理、徴用車両の管理を許可すると発表した。
出典 | CCTVニュース