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米国はイスラエル軍の「斬首」作戦への関与を否定

2024-09-28

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新華社北京9月28日(新華社通信)米政府は27日、イスラエル軍がレバノンのヒズボラ指導部に対して行った空爆について、米国が関与したことやそれを知っていたことを否定し、同時に命令を下した。中東における米国の軍事態勢の調整。

9月27日、レバノンの首都ベイルート南郊外にあるイスラエル空爆の現場で救助隊員らが活動した。新華社発行(写真提供:bilal jarvisi)

  五角形サブリナ・シンガー副報道官は「米国はこの作戦には関与しておらず、(イスラエルからの)事前通知も受けていなかった」と述べた。

ジョセフ・バイデン米国大統領もその後、米国は「(イスラエルの)行動について全く知らず、関与していない」とし、現在「情報を収集している」と述べた。

シンガー氏は、ロイド・オースティン米国防長官が英国から帰国途中にイスラエルのヨヤブ・ガランテ国防相と会談した際に「(イスラエル軍の)作戦はすでに始まっていた」と述べた。

イスラエル国防軍は先に、ベイルート南郊外にあるレバノンのヒズボラの「中央本部」に対して「精密攻撃」を実施したと発表した。イスラエルメディアはイスラエル軍関係者の話として、イスラエル空爆の標的はヒズボラ指導者サイード・ハッサン・ナスルラ氏だと伝えた。

これは、9月19日にレバノンのベイルートで撮影された、ヒズボラ指導者ナスララが演説するテレビ映像である。新華社発行(写真提供:bilal jarvisi)

ヒズボラはナスララ氏の状態に関する情報をまだ公表していない。複数のイランメディアはヒズボラ関係者の話として、ナスララは安全で健全であると述べた。フランス通信社とロイター通信も、ヒズボラ関係者の情報として、ナスララは安全だと報じた。

「ヒズボラ本部」への空爆後、イスラエル軍はまた、標的はヒズボラの地下兵器庫であると主張して、ベイルートの多くの住宅建物を爆撃した。

イスラエル軍は、ヒズボラのミサイル部隊の司令官を含むヒズボラの司令官数名が今回の空爆で死亡したと発表した。

これは、イスラエル軍がレバノンの首都ベイルートの南郊外を爆撃した後に発生した濃い煙で、9月28日早朝に撮影されたもの。新華社通信/ap通信

イラン政府はイスラエル軍による今回の空爆を強く非難した。イランのアッバス・アラグチ外相は国連安全保障理事会で、イスラエル軍が米国製2000キロ地球貫通爆弾を使用し、米国は「この犯罪に加担した」と述べた。在レバノンのイラン大使館はソーシャルメディアで、今回の空爆は「ゲームのルールを変える危険なエスカレーションを示している」とし、イスラエルは「相応の罰を受けるだろう」と述べた。

ホワイトハウスは27日、バイデン氏が国防総省に対し「(米軍の)抑止力、防衛、米国のさまざまな目標への支援を確保するため、中東における米軍の態勢に必要な評価と調整を行う」よう指示したと発表した。バイデン氏はまた、中東の米国大使館と領事館に対し「あらゆる適切な保護措置を講じる」よう求めた。 (ホイ・シャオシュアン)