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中国通信社、ワシントン9月16日（シャ・ハンティン記者）トランプ前米大統領の「暗殺未遂容疑」の容疑者が現地時間16日、銃関連の２件の容疑で起訴された。

容疑者の名前はライアン・ラウス、58歳の男。彼は、有罪判決を受けた重犯罪者としての銃器の所持と、シリアル番号が消去された銃器の所持を含む2つの罪で起訴された。ラウズ被告は同日、フロリダ州ウェストパームビーチの連邦地方裁判所に出廷した。裁判所判事は、ラウズ被告は９月２３日の拘留公聴会まで保釈なしで拘留されると述べた。

米メディアの報道によると、ラウズ被告に有罪判決が下された場合、最長２０年の懲役と５０万ドルの罰金が科せられるという。

トランプ大統領が１５日、フロリダ州ウェストパームビーチにある自身のゴルフクラブでゴルフをしていたところ、コース近くに銃を持った男が現れた。シークレットサービス職員は防護目的で容疑者に発砲し、容疑者は武器を落として車で逃走した。容疑者は後に警察に拘留された。

トランプ大統領は１５日、ツイッターで「私は安全で元気だ」と投稿した。

fbiは同日、トランプ氏が「暗殺未遂の疑い」の標的となったと発表したが、具体的な状況は現在も捜査中である。

トランプ大統領は１６日、メディアとのインタビューでバイデン大統領とハリス副大統領を批判した。トランプ大統領は、自身が「標的」になったのは民主党の「攻撃」だったと述べた。

バイデン氏は１６日、フィラデルフィアで演説し、「政治暴力は何ら問題を解決せず、国を分断するだけだ。それを防ぐために全力を尽くさなければならない」と述べた。

7月13日、トランプ大統領はペンシルベニア州バトラーで選挙集会を開催中に「暗殺未遂」に遭った。この事件でトランプ大統領は右耳を負傷し、聴衆１人が死亡、２人が重傷を負った。 （以上）