ニュース

euのブレトン委員が辞任、フォンデアライエン氏を「ガバナンス問題」で非難

2024-09-17

한어Русский языкEnglishFrançaisIndonesianSanskrit日本語DeutschPortuguêsΕλληνικάespañolItalianoSuomalainenLatina

新華社ブリュッセル9月16日(周岳記者、張肇慶記者)域内市場を担当する欧州委員会委員のフランス人ティエリー・ブルトン氏は16日、辞任を表明し、フォンデアライエン欧州委員長を「ガバナンスに問題がある」と非難した。

ブルトン氏は同日、ソーシャルメディアでフォンデアライエン氏に宛てた書簡を公開し、フォンデアライエン氏が東新欧州委員会の立候補に関する最終交渉中に「個人的な理由で」フランスにブルトン氏を撤回するよう圧力をかけたと述べた。フォンデアライエンは政治と引き換えに、フランスに対しより影響力のある委員会の地位を約束した。

ブルトン氏は2019年から欧州委員を務めており、フランスが新欧州委員会に推薦した候補者でもある。同氏は書簡の中で、最近の事態は「統治に問題がある」ことをさらに証明したため、もはや欧州委員を務めることはできないと述べた。

今月6日、スロベニアの元会計検査院長官トーマス・ヴェッセル氏は、欧州委員会の選挙戦からの撤退を発表し、フォンデアライエン氏と「欧州委員会の運営のあり方について見解が異なる」と述べた。複数のスロベニアメディアの報道によると、フォンデアライエン氏はヴェッセル氏の政治力への不満と欧州委員会に女性委員を増やしたいという願望を理由に、スロベニアに対し候補者を変更するよう圧力をかけていた。

今年7月18日、フォンデアライエン氏は欧州議会の投票を経て欧州委員長に再選された。その後、彼女は新しい欧州委員会の設立に着手した。 euの規定によれば、各加盟国は欧州委員会の候補者を指名し、その候補者は欧州議会の承認を受ける必要がある。 (以上)