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ロシア軍がウクライナ東部の「拠点都市」に接近、民間人に避難を呼び掛ける

2024-08-17

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現地時間8月16日、ウクライナ東部の都市ポクロフスクの軍当局は、ロシア軍がここへ急速に進軍しているとして、民間人に避難を早めるよう呼び掛けた。市当局者らは公電で、ロシア軍が「急速に進軍している。日が経つにつれて、身の回り品をまとめて安全な地域に移動する時間がますます少なくなっている」と述べた。

8月16日、ロシアのクルスク地方でロシア兵士が戦闘を行った。

ポクロフスクは戦前の人口が約6万人で、ウクライナの主要な防衛拠点の1つであり、ドネツク地域の重要な物流拠点でもあった。ロシア軍がこの地域を占領すれば、ウクライナの防衛能力と補給線が弱まり、ロシアはドネツク地域全体を占領するという既定の目標に近づくことになる。

ポクロフスク当局は住民と面会し、避難に関する詳細を提供した。民間人はウクライナ西部に避難し、用意された寮や個人の家に住むよう手配される。地元政府は「前線がポクロフスクに近づくにつれて、より安全な場所に移動する必要性がますます高まっている」と述べた。

ウクライナ軍は、ロシア軍の重点をウクライナ東部の前線から移すため、国境を越えた攻撃を通じてロシア西部のクルスク地域を攻撃しようとしている。しかし、ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、ウクライナ・ドネツク地方のポクロフスクと他の近隣の町が「ロシアからの最も激しい攻撃に直面している」と警告した。