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米国は最後の軍事基地を米国メディアに引き渡した:これは米国のニジェールからの撤退の完了を意味する。

2024-08-07

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【環球時報総合報道】米国防総省とニジェール国防省は現地時間5日、米国がニジェールにある最後の軍事基地を地元当局に引き渡したと共同声明で発表した。ニューヨークタイムズ紙によると、五角形声明は、「アガデスの201空軍基地からの米軍と資産の撤退が完了した」と述べ、これによりニジェールからの米軍撤退が完了したと述べた。

6日のフランス通信社の報道によると、今年7月上旬、ニジェールの首都ニアメの第101空軍基地から800人近い米軍兵士が撤退した後、約200人の兵士がニジェール北部のアガデス基地に残った。 。国防総省副報道官サブリナ・シンガー氏は、「完全撤退に関連した事務作業」を行うため、約20人の部隊が在ニジェール米国大使館に残っていると述べた。ニジェールのニュースサイト「エア・インフォ」の5日の報道によると、アガデス基地の閉鎖式典にはニジェールと米軍関係者が参加し、式典は最後の米軍機がアガデスから離陸して終了した。

米国は2013年にニジェールへの駐留を開始し、千人近くの兵士を派遣した。今年3月、ニジェール暫定政府は、米国との軍事協力協定が米国によって「押し付けられた」として、この協定を終了すると発表した。 5月19日、ニジェールと米国防総省は共同コミュニケを発表し、双方が今年9月15日までにニジェール領土から米軍を完全に撤退させることに合意したと発表した。

AP通信は6日、ニジェールがここ数カ月間、西側諸国を疎外し、安全保障をロシアに求めていると報じた。今年4月、国の防空能力強化を支援するため、約100人のロシア軍訓練官と防空システムがニジェールに到着した。

ニューヨーク・タイムズ紙は、アフリカ大陸では米国とロシアの競争が繰り広げられており、ニジェールでも両党の競争は新たな段階に入ったと米政府高官の発言を伝えた。ニジェールの軍事基地は失ったが、米国は引き続き参加し、「地域情勢や人道支援、その他の支援の提供において重要な役割を果たす可能性がある」。

フランス通信は、ニジェール軍事政権指導者で祖国防衛国家委員会委員長のキアニ氏が同国の外交政策を再検討しており、明らかにロシアに近づいていることに加え、トルコやイランとの関係も強化していると伝えた。 。 (李波)