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外国メディア:ドイツ人「傭兵」にベラルーシが死刑判決、テロ活動などの罪で起訴

2024-07-22

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【環球時報総合報道】ロシアのRTVIテレビ局の20日の報道によると、ベラルーシの首都ミンスク地方裁判所は、傭兵組織に参加し強盗を行ったとして30歳のドイツ人に死刑判決を下した。テロ活動。

ドイツの『ビルト』紙は、男の名前はリック・クリーガーで、2023年11月にベラルーシ当局に逮捕されたと報じた。ベラルーシは、同氏がウクライナ軍の「カリノフスキー軍団」の一員で、「テロや傭兵活動への参加」「過激派組織の結成」など6つの罪で有罪だと主張している。 「カリノフスキー軍団」は2022年の春に創設され、現在はウクライナ軍の正式部隊となっており、ウクライナ国防省の総合情報局からも賞を受賞している。 軍団は2023年に「専門軍隊に勤務し、豊富な軍事経験を持つ外国人を採用し、主に欧州連合と米国の国民で構成される新部隊を編成する」と発表したが、軍団はそれを否定した。今度はベラルーシから判決を受けた ドイツのクリーガーは組織の一員である。 BBCはクリーガー氏がドイツ赤十字社に勤務していたと報じたが、AFP通信はこの情報を確認できなかったと述べた。

男の名前はリック・クリーガーで、2023年11月にベラルーシ当局に逮捕された。出典: CNN

ドイツの「ミラー」紙の報道によると、クリーガー氏は2014年から2017年までドイツ・ベルリンの米国大使館で警備員を務め、「武装治安作戦の経験」がある。 2023年には「さまざまな機会を利用して米国に移住し、米国ビザやグリーンカードを取得したい」と明かした。 RTVIテレビ局は、ドイツ外務省が「在ベラルーシドイツ大使館は関係者に領事支援を提供しており、彼らの権利と利益についてベラルーシ当局と緊密に連絡している」と述べたと報じた。ベラルーシ外務省はこれに応じた。クリーガー問題に関してドイツとさらなる協議を行っているとし、そのアプローチは「国際基準と二国間協定に完全に準拠しており、当事国に領事館のアクセス権を与えている」と主張した。 (ドン・ミン)